暦の上ではそろそろ「立春」、2019年は2月4日から。まだまだ寒さの真っ只中ではありますが、少しずつ日が長くなっていき春が待ち遠しい!  そんな時期に盛り上がりを見せるイベントといえば、バレンタインデー。 もともとは西洋の慣わしで男性に贈るのが一般的ですが、最近の日本では友人や自分へのご褒美という人も多いようです。バレンタインデー当日じゃなくてもOK。もらっても贈るのも嬉しくなる、見た目も美しい、選りすぐりの和のスイーツをご紹介します。

kiki(季季)ボンボンショコラ

八芳園(http://www.kiki-chocolate.jp/)
ボンボンショコラ 8個入り 3,300円(税別)

「kiki(季季)」は、江戸時代から伝わる庭園がある白金台の結婚式場、八芳園のチョコレートブランド。 日本の四季、八芳園の庭園の移りゆく季節を表現した和のチョコレートで、日本各地の厳選された素材が使われているのが特長。 何度もリピートしたくなる上品で粋な風味が魅力で、フレーバーの種類も豊富で楽しい!  桜、抹茶、竹炭、紫蘇、すだち、胡麻、柚子、酒粕、黒糖、夏蜜柑、苺、林檎、熊笹、薄荷と全14種も。フォーマル感ある美しいパッケージなので、目上の方へのギフトにもオススメです。

中川政七商店の桜もなか

中川政七商店 オンラインショップ(https://www.nakagawa-masashichi.jp/)
桜もなか 1,620円(税込)

伝統とトレンドが融合するブランドとして幅広い世代にファンの多い中川政七商店、 ギフト選びに愛用の人も多いのではないでしょうか。こちらの「ひと口もなか」は自分で餡をはさむ手作りタイプのお菓子。作りたてのぱりぱりとした食感が楽しめます。 桜の花をかたどった皮は白と桜色の二種類入り、餡は桜葉が入った桜味。デザイン性の高いブリキ缶は菓子入れやお道具箱、お薬箱など食べ終わった後も楽しめるのが嬉しいですね。
カードを付けることができるので、メッセージを添えて贈るのもよさそうです。

よーじや特製チョコレート

よーじや(https://www.yojiya.co.jp/)
(上)カプチーノチョコレート 5個入り 1,180円(税別)
(下)ゆず生チョコレート(季節限定) 24粒入 1,300円(税別)

明治時代から続く老舗、よーじやのあぶらとり紙は京コスメの定番。「手鏡に映る京女性」のロゴマークは、あまりにも有名です!  このロゴマークが、かわいいカプチーノ型チョコになって登場!(写真上) 京都よーじやカフェの看板メニュー「よーじや特製カプチーノ」がモチーフで、チョコのカップに注がれたスイーツチョコとホワイトチョコの味わい、ひと口含むとほんのりとカプチーノの風味が広がります。小さな小さなチョコが並ぶ姿が、ため息が出るほど可愛らしいです。

濃厚なベルギー産最高級チョコレートに香り高い国産ゆず100%の果汁&ゆずリキュールを合わせた上品な和のチョコレート(写真下)は、春の訪れを感じることのできる3月までの季節限定品。口の中でほんのりひろがるゆずの香りと、北海道産原乳をふんだんに使用した生クリームのとろけるような口どけが特徴です。

サトナカ 各一(塩1/米1/酒1)

サトナカウェブショップ(http://www.emelon-shop.net/)
各一(塩1/米1/酒1) 3枚入 330円(税別)

神社好きならば絶対嬉しい、三重県伊勢市のショップが手掛けるお菓子。 伊勢神宮の御神饌でもある「塩・米・酒」に三重県産などの厳選素材を使用、アレンジして作られたもので「日本の食の原点を見つけてほしい」というオーナーの思いが込められています。 漢字の“中”を10の“サ”で囲んだユニークなデザインは、伊勢の台所と呼ばれる河崎里中の地で実際に使われていたものだそう。 一度食べたらとりこになる、伊勢の心が詰まった小さな和のクッキー。 こだわり派の方に贈りたい一品です!
※赤帯付きは3月13日注文分まで、バレンタインデー&ホワイトデー限定パッケージ

価格はいずれも記事公開当時のもの。期間限定の商品は販売が終了している場合もあります。


取材・文/濱岡操緒(ハッケン!ジャパン編集部)

 


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