皆さん、こんにちは。そしてお久しぶりです。
令和初のミスター土方です。
コロナに翻弄されて緊急事態宣言解除までは私用の県跨ぎを自粛しておりましたが、晴れて連載再開です!

映画「燃えよ剣」公開、大河ドラマ「青天を衝け」と至る所で新選組を目にすることもあり、私を含めて皆様の新選組への熱量が高まっている事と思います。
現在、金戒光明寺・聖護院門跡・壬生寺では「京都守護職新選組巡礼会」を結成され、3寺院を巡る特別御朱印授与が行われています。

第6回目のコラムは、以前のコラムでも書かせていただいた紫雲山の山号を持つ浄土宗大本山・くろ谷 金戒光明寺(こんかいこうみょうじ)からスタートです。

くろ谷さんは、京都守護職・松平容保公が本陣を構え、壬生浪士組に「新選組」の名を与えた場所です。

山門もお久しぶりです。さて、まずは手水舎で手を清め…

なんと!!蝶ネクタイをしておめかししたアヒルさん達がお出迎えしてくれました。
おもてなしの心にほっこりしますね。

御影堂内に入りご挨拶。このご時世、また無事にくろ谷さんに来ることができたことに感謝し、手を合わせます。
さぁ、大殿志納処(御朱印授与所)にて特別御朱印をいただきます。

3寺院を巡る特別御朱印では、最初に巡拝される各寺院にて専用の台紙をいただきます。台紙は京都守護職が設置された文久2(1862)年にちなんで1,862枚限定です。

おなじみのアフロ様こと「五劫思惟阿弥陀仏」(ごこうしゆいあみだぶつ)の印も押していただきました。

無事くろ谷さんに来ることが出来たので、新選組幹部も頻繁に通ったといわれる「大方丈」(おおほうじょう)修復の瓦寄進をさせていただきました。
瓦を寄進すると記念札がいただけますよ。自分が寄進した瓦が新選組ゆかりの地に後世も残るのかと思うと嬉しいですね。

文字の下手さはご容赦を。「早く皆さんも思い思いに新選組巡りができますように」と、気持ちだけはしっかりと込めました。

そして、こちらが寄進の記念札。「会津三つ葵」と「誠」の文字に、會津藩と新選組のご縁をたしかに感じます。
 

お次に伺ったのは、聖護院門跡(じょうごいんもんぜき)。

こちらは、本山修験宗(ほんざんしゅげんしゅう)総本山の寺院です

修験道、山伏のお寺でもある聖護院。一見、新選組と馴染みがないようにも思えますが、幕末に広大な森を有していた聖護院の敷地は、くろ谷さんから近かったこともあり、会津藩の練兵場(れんぺいじょう)として使用されていました。

聖護院門跡では10月1日〜12月5日まで(うち10月7〜10日と11月29日はお休み)「光格天皇仮御所 狩野派障壁画100余画 特別公開」を開催されています。後ろ髪を引かれますが、宸殿前の庭を通って本堂をお参りし、御朱印をいただきます。

不動明王を示す梵字のカーンが力強いです。
大日如来の化身とも言われる不動明王は多くの武将に愛されていますし、土方さんの菩提寺である東京都日野市の高幡不動尊でも手を合わせることが出来ます。土方さん達もお不動さんに手を合わせたかもしれませんね。

聖護院さんのお庭に、かわいらしいねこちゃんの置物が。今にも動き出しそうです。お庭のいろんな場所にねこちゃんの置物がいるので、探して癒されたところで最後のお寺へ向かいましょう。
 

コラム2回目でも大変お世話になった、壬生寺さんです。

本堂で手を合わせ、阿弥陀堂で近藤さんの像にご挨拶をしてから御朱印をいただきに伺います。

阿弥陀堂の扉には映画「燃えよ剣」のポスターが。テンションが上がります!

阿弥陀三尊像(阿弥陀如来・観音菩薩・勢至菩薩)のお姿が、3寺院を巡った事を労わってくださっているような優しさが感じられます。

壬生寺さんの阿弥陀堂地下歴史資料室では、12月5日までの期間限定で復元だんだら羽織と和泉守兼定の特別展示が行われています。
羽織と刀を壬生寺さんで見る事が出来るのは嬉しいものです。
こちらの和泉守兼定は十一代会津兼定の刀で、壬生寺所蔵のものです。土方歳三資料館所蔵の和泉守兼定ではございませんのでご注意くださいね。


3寺院巡りを終えたところでお腹がペコペコなのに気付き、壬生寺さんの山門すぐ北側コインパーキングの中にあるカフェスタンド「だんだら珈琲店」さんへ。おしゃれな店内にはカウンター席とベンチがあり、カウンターで注文してベンチで一休み。

注文したのは「壬生トースト」とアイスコーヒー。

まずはアイスコーヒーから一口。浅煎り~中煎りくらいでしょうか。すっきりとした味わいで、ごくごくと乾いたのどを潤してくれます。

壬生トーストは分厚い4つ切り食パンに、チーズをたっぷり。そして地元、壬生のお漬物屋さんの壬生菜の漬物とちりめん山椒が。
丸かじりしたい気持ちを抑えて実食です。

表面がサクサクで中はふんわり。小麦の匂いがしっかりと感じられるパンにチーズと壬生菜の漬物の塩気がとても合います。
ちりめん山椒とチーズは、ちりめんの香ばしさと噛めば噛むほど出てくる旨味に山椒のぴりりとした刺激をチーズがまろやかにし、爽やかな香りが鼻孔を走り抜けます。

嬉しいのはこのトースト、4カ所に切り込みが入っていて小さいサイズにして食べられるんです。このひと手間、優しさはおもてなしの心ですね。
美味しすぎてペロリと食べてしまいました。

そして、だんだらソフトクリーム。
濃厚なミルク香るバニラクリームと、浅葱色のさっぱり塩味のソフトクリーム。2色のうねりは、まるで、だんだら羽織が翻っているかのよう。
添えられただんだらクッキーを齧れば、きな粉の香ばしさとほのかな甘さ。そしてアイスコーヒーごくり。みるみる活力がわいてきます。

やっぱりデザートは外せませんね。ごちそうさまでした!!
10月25日からは、ヘーゼルナッツ、チョコ、キャラメル、バニラの風味を合わせ持った秋冬味に変わるそうです。そちらも、ぜひ食べてみたいところ。

最後に、フォトスポットで記念に一枚!



こちらで、今回の巡礼の旅はおしまいです。
このコラムを書くにあたり、御助力いただきました
金戒光明寺
聖護院
壬生寺
だんだら珈琲店

そして、私の我儘で連載お休みし迷惑をおかけしているにも関わらず優しく迎えてくださったハッケン!ジャパン編集部の皆様。本当にありがとうございます。

コラムを書くたびに、優しいご縁に恵まれているなと強く感じます。このご縁をこれからも皆さんに感じてもらえるよう、新選組が大好きな気持ちと感謝を胸に、次の旅先へ。

それでは皆様。また、お会いしましょうね。
 

<旅人・原稿(写真)/22代目ミスター土方

 


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