東京十社にも数えられる、東海道北品川宿の鎮守

平安時代末期、文治3年(1187)に源頼朝公が安房国の洲崎明神(現・千葉県館山市鎮座 洲崎神社)の天比理乃咩命を勧請して品川大明神と称し、海上交通安全を祈られたことを創始とする。
後に、徳川家康公が関ヶ原の戦いへ出陣の際に参拝し戦勝を祈願。祈願は成就し、その後も徳川家から信仰され、篤く庇護を受けた。
明治元年(1868)、新都・東京の安寧と国家の繁栄を祈願されるために明治天皇が品川神社を含む都内の十の神社を「准勅祭神社」と定められる。
昭和39年(1964)社殿を再建し、現在に至る。

御祭神/宗派

天比理乃咩命(あめのひりのめのみこと)
宇賀之売命(うがのめのみこと)
素盞嗚尊(すさのおのみこと)

御利益

祈願成就・航海安全・農業・商業・産業繁栄・風水害除け・厄除け・病気除け

御朱印

御朱印
東海七福神 七社寺お巡り用色紙

可能日・時間
9:00~17:00
初穂料

御祭り・行事

節分祭
例大祭
例大祭
例大祭
大祓祭
富士塚山開き

日程

  • 1月1日 歳且祭
    今年一年の幸福と弥栄を祈願する(太太神楽一座奉納)
  • 2月3日 節分祭
    立春を迎え豆まきを行う
  • 3月下旬 祖霊社・忠魂碑慰霊祭
    祖国日本の国の為に尊い命を捧げた英霊の御魂を慰め永遠の平和を祈り、祖先に感謝する
  • 4月15日直後の日曜日 春祭(春の大祭)
    万物の生成する春を迎え、諸々の産業の発展を祈願(太太神楽六座奉納)
  • 6月7日に近い金・土・日曜日
    金曜日に例大祭神事、土曜日に町内神輿の連合渡御、日曜日に神幸祭と宮神輿の渡御が行われる。
  • 6月30日 大祓祭
    上半期の罪や穢れを形代に託し祓い清め、 健康で無事に過ごせるように祈願する。
  • 7月上旬 富士塚山開き
    境内にある富士塚の山開きの行事(品川区指定無形民俗文化財)。

みどころ

宝物殿
富士塚(品川富士)
石造烏居・石造水舟(水盤)紙田正盛公奉納
天下一嘗の面(国常立尊面・赤面さま)
  • 宝物殿
    徳川家康公奉納の天下一嘗の面(国常立尊面・赤面さま)葵神輿などが納められている。
    開館時間/9時30分〜16時30分
    正月期間、6月の例大祭期間中、11月の土・日・祝日に開館。
    上記以外の日は事前に要予約。神社行事等により予約不可の場合もあり。
  • 富士塚(品川富士)
    品川区指定有形民俗文化財
    明治2年(1869)から5年(1872)にかけての築造。富士塚に登ることで本物の富士山に登ったのと同じ御利益があるとする「富士信仰」に基づくもの。
    毎年7月上旬には「品川丸嘉講」により山開きの神事が行われる。
  • 石造烏居・石造水舟(水盤)紙田正盛公奉納
    品川区指定有形文化財(建造物)
    慶安元年(1648)三代将軍徳川家光公の側近・堀田正盛公が奉納。
    鳥居は都内では上野東照宮に次いで二番目に古いもの。水舟も鳥居と同時に奉納された。
  • 天下一嘗の面(国常立尊面・赤面さま)
    徳川家康公奉納。6月の例大祭にはこの面をお神輿につけて渡御し、無病息災・幸福招来を祈願する。
  • 大黒天(東海七福神)
    <東海七福神初詣>元旦より15日まで
    個人の参拝は最初にお参りの所で舟を、各社寺でお像を授与いただき、七福神宝舟を作る。
    七福神宝舟は神棚や床の間にお祀りする。

結婚式

参進の儀
結婚式
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記念撮影

列席可能人数
30名(基本親族のみ)
挙式サイト
https://wakon.bua.jp/tokyo/shrine/shinagawa/
婚礼相談受付時間
10:00~19:00
挙式専用電話番号
03-6402-3833

御祈祷

受付時間
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事前予約
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