日本遺産にも認定された「大山詣り」の古社
創建は2200年以上前と伝えられる古社。関東総鎮護の霊山として崇敬を集める大山は、別名「雨降(あめふり)山」とも呼ばれ、転じて阿夫利となり、古来より雨乞い信仰の中心地としても広く親しまれてきた。
庶民からの崇敬も厚く、隆盛を極めた江戸期には年間で数十万が訪れたと記録されており、「大山詣り」は歌舞伎や舞踊、落語、浮世絵の題材にもされた。「富士に登らば大山に登るべし、大山に登らば富士に登るべし」と伝えられ、大山と富士山の両山をお参りする「両詣り」も盛んに行われたという。
春は花、夏は新緑、秋は紅葉、冬は雪と四季折々に彩られるこの大山は今もなお、伝統と文化を継承し続け、平成28年4月には「大山詣り」が日本遺産に認定。山麓には日本最大規模の宿坊街が広がり、現在も旅館が営まれている。下社からの眺望はミシュランガイド二つ星として紹介された。
御祭神/宗派
大山祗大神(おおやまつみのおおかみ) 山の神・水の神、産業・海運の神、酒造の祖神。富士山の御祭神、木花咲耶姫の父君であると共に絆を取り持つ神と伝えられている。高龗神(たかおかみのかみ) 水神様。大山では小天狗とも称されている。大雷神(おおいかずちのかみ)火災・盗難除けの神。大山では大天狗とも称されている。
御利益
家内安全、商売繁盛、降雨止雨祈願(雨乞い)、立身出世、開運厄除、必勝、身体健全など
参拝授与品
御朱印
可能日・時間
9:00~16:30※大山ケーブルカーの運行時間に準ずる
初穂料
300円(頂上、下社、社務所の朱印あり)
御祭り・行事
日程
みどころ
結婚式
列席可能人数
50名
挙式専用電話番号
0463-95-2006
御祈祷
受付時間
9:00~16:00※大山ケーブルカーの運行時間に準ずる
事前予約
事前予約可