名勝 妹背(いもせ)の滝を背に鎮座する古社
嚴島神社の摂社として推古天皇十一年(六〇三)に創祀されたと伝え、古くは嚴島兼帯七社の一とされた。
もと郷桑原に鎮座したが、大正二年に現在地に遷座した。
楽音寺蔵「安芸国神明帳」に佐西郡二位五前として大頭明神とある古社である。
大頭神社は、勇壮な流れの妹背(いもせ)の滝 雄滝(おんだき)と、神社右手のしなやかな流れの雌滝(めんだき)が合流するところに鎮座する。仲のいい夫婦のことを妹背というので、結婚式を挙げるにはとても縁起がよいとされている。
御祭神/宗派
大山祇命
国常立命
佐伯鞍職命(厳島神社初代神職)
御利益
厄除招福、商売繁盛、安産、交通安全、学業成就など
御朱印
可能日・時間
初穂料
御祭り・行事
日程
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四鳥(しちょう)の別れ
旧暦九月二十八日に斎行。
嚴島の神烏(ごがらす)四羽が飛来し、御烏喰式(おとぐいしき:神烏にお供えをする儀式)を行った後、親烏二羽は紀州熊野に帰り、子烏二羽は嚴島の弥山に残って、次の一年間の祭りを享ける。
これにより大野は古くから別鴉郷(べつあのさと)と呼ばれた。 -
秋の例祭
十月(第四日曜日)
結婚式
列席可能人数
40名(親族以外の参列も可能)
婚礼相談受付時間
大頭神社社務所9:00〜17:00(年中無休)
挙式専用電話番号
0829-55-0378
御祈祷
受付時間
9:00~16:00
事前予約
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