「楠公さん」と愛される神戸のオアシス
智・仁・勇の三徳を備え聖人と仰がれた南北朝時代の名将、楠木正成公(大楠公)をお祀りしており、神戸っ子には“楠公(なんこう)さん”と親しまれている神社。
楠木正成公は足利軍と湊川で激戦の末この地で殉節され、のちに水戸光圀公の手により墓碑「嗚呼忠臣楠子之墓」が建立された。その墓には吉田松陰はじめ、幕末の志士らが篤い崇敬を注ぎ、明治維新への精神的原動力となり、維新後、明治天皇は大楠公の忠義を後世に伝えるための神社創建の御沙汰書を下され、明治5年に現在の神社が創建された。
正門から本殿へと続く参道は楠樹の緑陰で覆われ、爽やかな風が吹き抜ける。周辺の喧騒は遠退き、時の流れを忘れ、その境内はまさに都会の中のオアシス、聖地という名にふさわしい。
初詣には全国から100万人を超える崇敬者が参拝に訪れ、境内は立錐の余地のない程の賑わいを見せる。御祭神楠木正成公は、お母様が信貴山の毘沙門天に100日詣をして授かったことから、安産祈願を、又、楠木正成公、嫡男・正行公の親子の絆、正行公とご母堂甘南備大神様の絆から家内円満の、それぞれ象徴として、安産祈願、お宮参り、七五三詣と人生儀礼において、神戸市内の数多の家庭から信仰を集めている。
御祭神/宗派
楠木正成公
楠木正行公
湊川の戦いで殉節された楠木正季卿以下16柱、及び菊池武吉卿
大楠公夫人
御利益
開運招福・厄除・家内安全・学業成就・交通安全・安産
参拝授与品
御朱印
可能日・時間
9:00~17:00
初穂料
500円(神仏霊場朱印帳など一部例外あり)
御祭り・行事
日程
- 5/24~5/26 楠公祭
- 7/12 例祭
- 8/22~8/26 夏まつり(献灯祭・菊水天神祭)
みどころ
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文化財等
境内の「大楠公殉節地」、「楠公墓所」は共に国指定文化財史跡。 -
宝物殿
宝物殿には法華経奥書や段威腹巻(共に国重要文化財)など、正成公ゆかりの品々を展示・収蔵する。
結婚式
列席可能人数
140名(家族以外の参列も可能)
会場併設
披露宴会場を併設
挙式専用電話番号
078-371-0005
御祈祷
受付時間
9:00~17:00
事前予約
事前予約なし。全て当日受付