日本の産業創始の神様を祀り、金運神社の一つともいわれる

創始は、神武天皇が初代の天皇として御即位になられた皇紀元年(西暦紀元前660年)と伝えられている。神武天皇の御命令を受けた天富命(アメノトミノミコト/下の宮御祭神)は、肥沃な土地を求められ、最初は阿波国(現・徳島県)に上陸、そこに麻や穀(カジ=紙などの原料)を植え、開拓を進めた。その後、天富命御一行は更に肥沃な土地を求めて、阿波国に住む忌部氏の一部を引き連れて海路黒潮に乗り、房総半島南端に上陸され、ここにも麻や穀をもって開拓を進められた。開拓を終えるや、天富命は上陸地である布良浜の男神山・女神山という二つの山に、御先祖にあたる天太玉命(アメノフトダマノミコト)と天比理刀咩命(アメノヒリトメノミコト)を祀り開拓の御加護と恵みを感謝した。詳しくは安房神社公式Facebook https://www.facebook.com/awajinja/

御祭神/宗派

本社(上の宮)
日本産業総祖神 天太玉命(あめのふとたまのみこと) 日本の全ての産業創始の神。
相殿・后神 天比理刀咩命(あめのひりとめのみこと)天太玉命の妃神。
忌部五部神 

摂社(下の宮) 
房総開拓の神 天富命(あめのとみのみこと)
日本武道祖神  天忍日命(あめのおしひのみこと) 

御利益

御祭神はものつくりの神として、また夫婦神としてお祀りされていることから、事業繁栄・商売繁昌・技術向上・夫婦円満の御利益があるとされている。

参拝授与品

お守り

御朱印

可能日・時間
8:30~17:00
初穂料
500円

御祭り・行事

桜花祭

日程

  • 1月14日 置炭神事(おきずみしんじ)
    1年間の天候を卜定する。
  • 1月15日 粥占神事(かゆうらしんじ)1年間の農作物の豊凶を卜定する。
  • 4月上旬の日曜日 桜花祭(おうかさい)
    桜の花を愛で、春の訪れを祝い国民の繁栄・発展・幸せを祈願する祭典。この頃、参道の桜が見頃。
  • 8月10日 例祭(神幸祭有り)
  • 9月中旬 国司祭 
    房州最大の祭礼『やわたんまち』に安房神社の神輿も出祭する。
  • 12月26日 神狩祭(みかりさい)と有明祭(ありあけさい)
    下の宮御祭神・天富命が田畑の開拓、産業の礎を築かれた大功を称えるとともに、その苦労を偲ぶ祭典。

みどころ

いちょう
  • 宝物狛犬
    文永元年(1264年)、日蓮上人が42歳厄年のおり、当社に一週間籠って、誓願成就の御礼として奉納した。材質は樟で、高さは29㎝。前面に黒漆が塗られていたと思われる。(館山市指定有形民俗文化財)
  • 忌部塚
    昭和7年、井戸の採掘工事の際に、偶然発見された洞窟から出土した22体の人骨を、古代房総開拓に従事された忌部氏の遠祖と仮託して祀られた塚。毎年7月10日には報恩崇祖の誠を捧げる忌部塚祭が執り行われる。
  • 御神木の槙
    推定樹齢500年以上と伝えられる槙。隆々とした木肌が高々と伸びいるさまは壮観の極み。

結婚式

列席可能人数
20名(感染症対策により人数制限中)
挙式専用電話番号
0470-28-0034

御祈祷

受付時間
9:00~16:30
事前予約
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